テーブルヤシの増やし方大全|ハイドロ水耕栽培への株分け&寄せ植え全貌
ポトスやフィカスのように、節を残してカットした枝を水に挿しておけば発根する観葉植物とは異なり、テーブルヤシには枝分かれをする側芽が存在しません。テーブルヤシの幹は単一の成長点(クラウンシャフト直下の頂芽)からのみ上方へ葉を展開する構造を持っています。この生長点を含まない葉柄や幹の断片を土や水に挿しても、細胞分裂組織が存在しないため根を再生させることはできません。
園芸店やダイソーなどの100円ショップで販売されている「ボリューム感のあるミニテーブルヤシ」は、単一の親株が枝分かれしているのではなく、1つのビニールポット内に5〜10粒以上の種子を高密度に播種し、同時発芽させた集合体です。つまり、一般に「テーブルヤシを増やす」という行為は、新奇個体を無性生殖で生み出すことではなく、密植された実生株を1本ずつ単離して独立した鉢へ仕立て直す「寄せ植え解体」を意味します。
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