チケ流の手数料早見表!出品者の手取り受取額と購入総額の計算シミュレーション
チケット流通センターの取引コストを理解する上で最初のハードルとなるのが、売り手と買い手の双方に異なる名目で発生する手数料の二重構造です。プラットフォーム側はエスクロー決済(代金一時預かり)や本人確認、カスタマーサポートの維持費として手数料を徴収していますが、その料率は一律ではありません。
出品者が負担する「仲介手数料(取引手数料)」は、基本的に1枚あたりのチケット販売価格を基準に算出されます。チケット代金が8,000円超の場合は販売価格の10.45%(税込)が標準手数料として差し引かれますが、8,000円以下の取引では定額制が適用され、1枚あたり836円(税込)が固定で差し引かれます。つまり、3,000円や4,000円といった低額チケットを出品した場合、手数料負担率は20%〜27%超へと急跳ねします。
さらに出品者の手元に売上金が振り込まれる際、金融機関への「送金手数料(振込手数料)」として一律275円(税込)(通常振込時)が別途差し引かれます。画面上で10,000円で売却できたとしても、手取り額は単純な9,000円にはならず、仲介手数料1,045円と送金手数料275円を引いた8,680円まで目減りします。
一方、買い手側にも「事務手数料(決済システム利用料)」が発生します。チケット1枚あたりの価格が8,000円以下の場合は440円(税込)、8,000円超〜30,000円以下の場合は5.5%(税込)、30,000円超の場合は3.3%(税込)といった段階的な料率設定が採用されています。さらにクレジットカード決済やコンビニ決済などの決済手段に応じた利用料が上乗せされるため、出品価格が10,000円であっても購入者の支払総額は10,550円以上となります。