赤と緑の光はなぜ黄色?調色クイズで話題の「混色の法則」を徹底解剖
Q1:赤と緑の絵の具を混ぜたのに、茶色にならず「汚い紫」や「泥のようなグレー」になってしまいました。なぜですか?
A1:使っている「赤」と「緑」の絵の具に、青色(シアン)の成分が多く含まれているためです。たとえば、青みがかった赤(マゼンタやローズ系)と、青みがかった緑(ビリジアンや青緑)を混ぜると、両方に共通する「青」の成分が強く残り、黄色みが不足するため、茶色ではなく暗い紫やドブ川のようなグレーになります。きれいな茶色を作りたい場合は、黄色みを含んだ赤(朱色・バーミリオン)と、黄色みを含んだ緑(黄緑・ライトグリーン)を選ぶか、後から少しだけ「黄色」の絵の具を足してみてください。
Q2:カラー粘土やスライム、レジン液の赤と緑を混ぜると何色になりますか?
A2:粘土やスライム、着色レジンもすべて「光を吸収・反射する物質(色料)」ですので、絵の具と同じ減法混色が働き、茶色や暗いカーキ色、黒っぽい色になります。ただし、透明度の高いクリアレジンに極少量の赤と緑の着色剤を入れ、後ろから強いLEDライトを透過させて見た場合に限り、光の混ざり合いが起きて黄色っぽく輝くことがあります。
Q3:ヘアカラーで「赤みのある茶髪」に「緑(マット系)のカラー剤」を入れるとどうなりますか?
A3:美容室のヘアカラーでも、赤と緑の補色関係(減法混色)がそのまま使われています。日本人の髪は脱色すると赤みやオレンジみが強く残りやすいため、そこへ補色である「緑(マット/オリーブ系)」のカラー剤を重ねることで、嫌な赤みを綺麗に打ち消し、透明感のあるアッシュブラウンやグレージュ(灰色がかった茶色)に染め上げることができます。