ダメよ~ダメダメの元ネタと真相!大ブレイク後の苦悩と中野聡子が語るコンビのリアル
日本エレキテル連合の創作手法は、一般的なお笑いコンビのそれとは一線を画している。中野自身がカルチャー誌や文芸メディアのインタビューで語っている通り、彼女のネタ作りは「AVの企画モノに近い」。
彼女たちはまず、理路整然としたボケとツッコミの掛け合いから始めない。「もしもこういう人間が、密室でこういう関係を結んでいたら」という、フェティシズムと狂気が入り混じった極限設定を立ち上げるところから設計図を引く。そこに橋本という卓越した「器」を配置する。橋本の圧倒的な脱力感と、中野の執念深い演出プランが交錯したとき、笑いと恐怖の境界が崩壊する。
細貝先生と朱美ちゃん以外にも、彼女たちが持つ500本以上のネタの多くは、社会の周縁に追いやられた人々、カルト宗教にすがる者、歪んだ友情にしがみつく女たちといった「人間臭さの極限」を突くものばかりだ。そこにあるのは、テレビのひな壇トークで愛嬌を振りまくタレントの姿ではなく、舞台暗転の数秒間に命を賭ける舞台作家の執念である。
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