へそピの痛みは耳たぶ以上?麻酔の有無による違いと化膿対策を徹底解説
費用を抑えるためにセルフでの穴開けを検討する人も少なくありません。市販されている器具には大きく分けて、バネの力で一気に打ち抜く「へそピアッサー」と、中空の鋭利な針を手押しで通す「ピアッシングニードル」の2種類があります。
結論から言えば、おへそのセルフピアッシングは耳たぶとは比較にならないほど難易度が高く、失敗のリスクが跳ね上がります。最大の理由は「セルフの開け方・角度」の調整の難しさにあります。自分のおへそを上から覗き込む姿勢になると、お腹の皮膚が自然と縮んだり歪んだりします。その状態でマーキングして針を通すと、立ち上がった際にホールが斜めに傾いてしまったり、皮膚をすくう深さが浅すぎたりする現象が頻発するのです。
また、器具の構造上の違いもホール完成後の経過を大きく左右します。市販のへそピアッサーは、先端が比較的鈍いピアススタッドをバネの威力で無理やり皮膚に押し込むため、周囲の細胞組織を押し潰しながら穴を開ける形になります。しかもおへその皮膚は硬いため、自分の手で押し込む際に恐怖心から力が緩むと、途中で止まって貫通しない(半貫通)という最悪の事態を招きかねません。
対してピアッシングニードル(一般的に14G=太さ1.6mmを使用)は、メスと同様に皮膚を鋭く切り裂いて道を作るため、細胞へのダメージが少なく治りが早いのが特徴です。しかし、ニードルを真っ直ぐ刺し進め、接続したファーストピアス(バナナバーベル)をスムーズに誘導するには高度なコツが要ります。フォーセプス(皮膚を挟む専用鉗子)なしで軟膏だけを頼りにセルフで挑むと、針先が滑って思わぬ場所を刺す危険がつきまといます。