Radwimps「五月の蝿」歌詞の意味を完全解説!言葉遊びの元ネタから『Radwimps論』まで
「五月の蝿」の歌詞が持つ意味をより深く考察するためには、この曲が単体ではなく『五月の蝿 / ラストバージン』という両A面シングルとして世に出された事実、そして直後の2013年12月に発売された名盤『×と○と罪と』の収録曲であるという文脈が欠かせません(検索時には「バツとマルと君と」と誤記されることも多いですが、正式名称は『×と○と罪と』です)。
| 比較項目 | 「五月の蝿」 | 「ラストバージン」 |
|---|---|---|
| リリース形態 | 16th 両A面シングル(1曲目) | 16th 両A面シングル(2曲目) |
| 描かれる愛の側面 | 愛の裏返しとしての「憎悪・執着・呪い」 | 無垢な「献身・純愛・永遠の誓い」 |
| サウンドの特徴 | カオティックなオルタナティブロック | 壮大で美しい王道バラード |
| 『×と○と罪と』での位置づけ | 人間の「×(バツ=罪・闇)」の象徴 | 人間の「○(マル=救い・光)」の象徴 |
当時の音楽誌インタビューや公式発表資料によると、野田洋次郎はこの極端な2曲を必ず「両A面」として同時にパッケージングすることに強いこだわりを持っていました。「ラストバージン」が一点の曇りもないストレートな求愛のバラードであるのに対し、「五月の蝿」は泥沼の愛憎劇。しかし、野田洋次郎の哲学においては、この2つは決して矛盾するものではなく「同じ一つの巨大な愛を、表から見たか裏から見たかの違い」に過ぎないのです。
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