ラストサムライ子役から大河主演級へ!池松壮亮が語ったハリウッドの呪縛と覚醒の全貌
池松壮亮のキャリアの幕開けは、まさに規格外でした。10歳の時に劇団四季のミュージカル『ライオンキング』でヤングシンバ役に抜擢され舞台経験を積んでいた彼は、2002年、エドワード・ズウィック監督がメガホンを取るワーナー・ブラザースの超大作『ラスト サムライ』のオーディションに挑みます。そこで数百人の中から見出され、射止めたのが、侍の村で主人公ネイサン・オールグレン(トム・クルーズ)と心を通わせる少年・飛源(ひげん)役でした。
劇中、言葉が通じない異国の軍人に対し、怒りや戸惑い、そして次第に芽生える敬愛の念を、台詞に頼らず「澄んだ瞳と微細な表情の変化」だけで体現した彼の演技は、世界中の映画関係者を驚嘆させました。撮影現場において、主演兼プロデューサーであったトム・クルーズとの共演は、池松少年の心に強烈な刻印を残します。クルーズは池松の集中力と表現力を「信じられないほどの才能」と激賞し、第31回サターン賞では若手俳優賞にノミネートされるなど、文字通り一夜にして世界的知名度を獲得しました。
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