セカンド冷凍庫の霜取りリアル検証!1年放置した氷の塊を剥がす完全攻略法
SNSやネットの知恵袋などでは、「早く氷を溶かす裏技」として危険な方法が紹介されていることがありますが、家電メーカー(ハイアール、アイリスオーヤマ、三菱電機など)が公式の取扱説明書で強く警告している「絶対NG行為」が存在します。これを知らずに実行すると、一発で冷凍庫が廃車(買い替え)になるリスクがあります。
第一のNG行為は、「アイスピック、包丁、マイナスドライバー、金属製ヘラなどの鋭利な金属で氷を叩き割ること」です。直冷式冷凍庫の壁面すぐ裏側(あるいは露出している棚部分)には、冷媒ガスが流れる極めて薄い金属製の冷却パイプが通っています。金属製の道具で氷を突いた拍子にこのパイプに小さな穴が開くと、「プシュー」という音とともに冷媒ガスが噴出し、二度と冷えなくなります。しかも、冷却配管のガス漏れ修理は構造上不可能か、新品を買うより高額な修理費がかかるため、実質的な「即死(故障)」を意味します。
第二のNG行為は、「ドライヤーの熱風を庫内に直接当てること」および「熱湯(沸騰したお湯)を直接かけること」です。冷凍庫の内壁は熱に弱いABS樹脂などのプラスチックで作られています。マイナス20度の極低温状態にある樹脂にいきなり100度近いドライヤーの熱風や熱湯を浴びせると、急激な温度変化によって内壁が波打つように変形したり、パッキンが溶けて密閉性が失われたり、最悪の場合はひび割れを起こします。温める際は必ず「人肌〜50度程度のぬるま湯」や「蒸しタオル」に留めてください。