山本みどりの全盛期から現在まで!伝説のセクシー写真集と女優人生を徹底追跡
清純派女優として順風満帆に見えた山本みどりさんですが、30代に差し掛かる頃から「優等生的なお嬢様イメージ」の殻をどう破るかという俳優としての葛藤を抱えていました。その大きな転換点となったのが、1995年に竹書房から出版された写真集『陽炎 KAGEROU』(撮影:山岸伸)や、雑誌『GORO』『スコラ』などで披露した大胆なグラビア、そしてテレビドラマ・映画で見せた艶やかな濡れ場の演技です。
「なんであんなもん出したんや!」師匠・桂三枝からの叱責と親心
当時、清楚な着物姿のイメージが強かった山本さんが、バストトップまで露わにした本格的なヘアヌード・セクシー写真集を発売したことは、芸能界のみならず一般の視聴者にも強烈な衝撃を与えました。後年、山本さん自身が『女性セブン』(NEWSポストセブン)のインタビューで当時を回顧し、興味深いエピソードを明かしています。
報道各社の取材および本人の証言によると、写真集が発売された後、古巣である『新婚さんいらっしゃい!』の司会者・桂三枝(現・文枝)さんと顔を合わせた際、「みどりちゃん、なんであんなもん出したんや!」と本気で怒られたといいます。アシスタント時代から妹や娘のように可愛がっていた三枝さんにとって、箱入り娘のような山本さんが肌を露出するグラビアに挑戦したことは、心配と驚きが入り混じる出来事だったのです。
清純派から実力派への脱皮|「脱ぐこと」がもたらした女優としての進化
しかし、山本さんにとってこの決断は単なる話題作りではありませんでした。当時のインタビューや手記のニュアンスを紐解くと、30代後半を迎え「ただ綺麗なだけのヒロイン」から「人間の業や情念を表現できる女優」へと脱皮するための、極めてプロフェッショナルな通過儀礼だったことがうかがえます。
実際にこの写真集の発表以降、2時間ドラマ(『土曜ワイド劇場』や『火曜サスペンス劇場』など)や昼ドラにおいて、貞淑な妻が秘めた情事に溺れる役や、裏の顔を持つ妖艶な犯人役など、オファーされる役柄の深度が劇的に広がりました。ドラマで見せた濡れ場も、過激さを売りにしたものではなく、物語の必然性を伴う大人の色気として高く評価されたのです。