トマトの葉かきタイミングを間違えると枯れる?猛暑を乗り切る正しい摘葉法と失敗リスクを徹底解剖
摘葉のやり方は、病原菌の侵入経路を断つ衛生管理そのものです。葉柄の根元から雑に引きちぎると茎の表皮が縦に剥がれ、そこから灰色かび病や軟腐病の病原菌が侵入します。晴天の午前中に作業を行い、夕方までに切り口の傷口をしっかり乾燥させることが大原則です。
土壌に近い下葉は、雨の跳ね返りによって土中の糸状菌を葉裏に浴びやすい無防備な部位です。これが泥はねに起因する疫病予防において下葉かきが推奨される理由です。地面から約20〜30cmの空間をすっきりと空けることで、株元の風通し改善を達成し、多湿環境を好むうどんこ病対策としても劇的な効果をもたらします。
日常管理における「脇芽かき」との連動も重要です。葉の付け根から出る側枝(脇芽)は3〜5cmの小さいうちに指で横に倒して折り取ります。もし脇芽を放置して巨大化させてしまった場合は、無理に元からむしらず、清潔な剪定バサミを使いましょう。老化した黄色い葉の処理も同時並行で行います。完全に葉緑素が抜けた黄色い葉は養分生産を行わないため、見つけ次第切り落としても株の光合成能力に悪影響を与えません。
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