団長の手刀を見逃さなかった男の正体は?原作シーンの画像と元ネタ徹底検証
「おそろしく速い手刀 オレでなきゃ見逃しちゃうね」という台詞が登場するのは、冨樫義博氏による漫画『HUNTER×HUNTER』の単行本第11巻・No.096「9月3日⑯」です。物語の舞台は、作中でも屈指の人気を誇る「ヨークシン編(マフィア・幻影旅団編)」。
裏社会の頂点に君臨するマフィアの首領「十老頭(じゅうろうとう)」が仕切る地下競売場を襲撃した幻影旅団に対し、十老頭側は世界中から名だたるプロの殺し屋たちを多額の報酬で召集しました。その中の1人として会場の監視室に詰めていたのが、彼でした。
監視カメラのモニターには、旅団の団長であるクロロ=ルシルフルが、会場スタッフの背後へと静かに歩み寄り、一瞬で昏倒させる映像が映し出されます。周囲にいた他の殺し屋やマフィア構成員たちが「何が起きた?」「ただ倒れただけだろ」と状況をまったく呑み込めず困惑する中、この男だけは腕を組み、不敵な笑みを浮かべながら悠然とこう呟いたのです。
「おそろしく速い手刀……オレでなきゃ見逃しちゃうね」
モニターのコマ送り再生すら不要と言わんばかりの動体視力と玄人感を漂わせ、読者に「こいつは他の有象無象とは一味違う手練れなのではないか」と強烈な期待感を抱かせた名シーンでした。
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