旭川万葉の湯の閉店理由はデマ?営業再開の噂と人気1位の真相を徹底追跡
火のないところに煙は立たないと言われますが、今回の閉店騒動は「別の火事の煙」を旭川と見誤った典型例でした。発端となった最大の要因は、同じ運営会社である万葉倶楽部株式会社が展開していた西日本の大型拠点「博多 由布院・武雄温泉 万葉の湯」が、定期借地契約の満了に伴い2024年8月28日をもって完全閉館した出来事です。
博多の施設は25年近くにわたり愛されたランドマークであったため、閉館直後から現地メディアや地域住民によって建物の解体状況や広大な跡地利用を巡るレポートが多数発信されました。この「万葉の湯 閉館」「解体」「跡地はどうなる」という大量の検索トラフィックがアルゴリズム上で一般名詞化し、「旭川 万葉の湯」を探すユーザーの検索結果へとノイズとして流れ込んだのです。
さらに拍車をかけたのが、旭川市高砂台という立地が抱える歴史的背景です。かつて「旭川の奥座敷」として栄えた高砂台温泉街は、昭和から平成にかけて多くの観光客を集めましたが、近年は老舗旅館やホテルの閉館・建物解体が相次ぎました。近隣の巨大建築物が解体用シートに包まれる光景を日常的に目にしていた地元住民の間で、「ついに万葉の湯まで取り壊されるのではないか」という根拠のない伝言ゲームが自然発生してしまったのが事理の真相です。