元ブルゾンちえみの軌跡|2017年の35億ブームから35歳の最新ショットまで徹底追跡

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ブルゾンちえみ with Bのネタが爆発的な支持を集めた背景には、巧みな演出構成と当時の社会心理との合致がありました。パッツン前髪の黒髪ボブ、濃いめのアイラインに赤リップというタイトな装いで「バリキャリ」を演じ、恋愛に悩む女性たちに向けて放ったアドバイスは、傲慢でありながらどこかユーモラスで全肯定的な包容力に満ちていました。

特にオースティン・マホーンの『Dirty Work』に合わせたスローテンポなウォーキングと、両脇を固める男性ユニット「ブリリアン(コージ・徳田、ダイキ)」の無駄のない肉体美は、コントという枠組みを超えてミュージックビデオのような完成度を誇っていました。地球上の男性の人口比率を引用した「35億。……あと5000万人」のフレーズは、テンポの良い音楽と相まって誰もが真似したくなるキラーフレーズとなり、同年の新語・流行語大賞を受賞する原動力となりました。

しかし、デビューからわずか数年で芸能界の頂点へと駆け上がった急激な環境変化は、演者本人に大きなプレッシャーと内省をもたらすことになります。

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