自治体のブロック塀安全点検要領を検証!2段積みフェンス基礎の法的境界線を徹底解剖
「ブロック塀の高さ制限は2.2mだから、わずか2段(約40cm)なら鉄筋や基礎は適当で良い」という認識は極めて危険な誤解です。単体でのブロック塀自重による安定計算と、上部に受風面積の大きい「完全目隠しルーバーフェンス」を取り付けた場合の力学条件は根本から異なります。
台風や突風時、高さ1.2mの目隠しフェンスが受ける風圧荷重は、テコの原理によって最下段のブロックおよび基礎コンクリート接合部に強大な転倒モーメントとして集中します。風速30m/sの突風が発生した場合、フェンス1スパン(約2m)あたりに数百キログラム単位の横引抜力が継続的に加わります。もし基礎が地中に十分根入れされておらず、十分な盤面重量を持たない場合、ブロックの目地モルタルがせん断破壊を起こすか、基礎ごとゴロリと反転倒壊する事態に陥ります。
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