秋の味覚あけびはなぜ不評?苦手派が続出する理由と伝統の味噌炒めが生む劇的変化を徹底追跡
実際にSNSやYahoo!知恵袋、匿名掲示板などに寄せられた消費者の生の声を検証すると、育った地域や世代によってあけびに対する認識が驚くほど乖離していることが分かります。
都会育ちの購入者からは、「スーパーで珍しくて買ってみたけれど、真ん中の白い部分を食べたら種ばかりでどこを食べるのか分からなかった」「バナナと柿を足して水で割ったような不思議な味で、リピートはないかな」といった戸惑いの声が目立ちます。また、エッセイやコラムでも「芋・栗・南瓜といった秋の定番に比べ、あけびは幼い頃に山で採って食べた記憶がある人だけのノスタルジーの味になっている」という旨の鋭い指摘が見受けられます。
ところが、山形県や秋田県などの東北出身者の反応は180度異なります。「あけびの白い部分は子どものおやつで、本番は皮の方!」「母が作ってくれたあけびの味噌炒めと新米があれば、他に何もいらない」「都会の人が皮を捨てていると聞いて衝撃を受けた」といった熱狂的な支持が集まっているのです。つまり、「まずい」という評価の多くは、食材のポテンシャルを引き出す正しい食べ方と調理工程の欠如から生じたすれ違いに他なりません。
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